今月の最終開催日。晩秋→初冬のこの時期になってやっと天気が安定して
きました。この先1週間もズラリと晴れマークの予報が続きます。
そして嬉しいことに私の担当日としては、8月以来の30人超えです。
前音楽はモーツアルトの歌劇フィガロの結婚より終曲のところ。
このフィナーレは何度聴いても感動します。
さてプログラムは毎度お馴染みの「サザエさん」+通常の4種目。
但しラジオ体操のご当地版は、さすがに京都弁は飽きたので塚本さんに
お願いして沖縄弁を。まず数字の数え方からして異国情緒(?!)に満ちており
新鮮でした。あとは声出しの奨励。女声は元気良く聞こえるが、
男声はイマイチ。これもいつもの如し。
(閑話休題) はにわ(埴輪)展
はにわ・特別展(上野・国立博物館:〜12/8)に行ってきた。
休日とあって1時間待ちの行列を我慢して並んだ。それにしても大変な
人気である。「天声人語」によると「はにわの表情はどれも優しく温かい。
古墳時代は平和だったのだろう。穏やかな表現が許される自由度の高い
社会だったのでは・・・人物像のみならず、鹿・猿・鳥などもいる。
何故作られたかなどの疑問ばかりで文字の記録がないため分からないことが
多い」新聞はそのあと「はにわのフシギ」として11/25〜28の4回連載で
続編が載り、その歴史や新説などを紹介しており日頃あまり関心の少ない世界を
知る機会となった。
物質文明ばかりが栄えて精神面の貧困さが言われて久しく、世界各地の紛争や
国際的な敵対関係も一向に収束・好転に至らない現況を慨嘆する日々であるが
往時の歴史ロマンに思いを馳せて暫し憩いのひとときを求める人々が多くいる
ことを改めて実感した1日であった。