週間天気予報では傘マークが消えず心配でしたが雨は昼頃からとのことで開催には支障はなかったものの曇り空で“さんぽみち”の皆さんも現れず全体的にもやや低調な集まり状況でした。
前音楽はシューベルト・幻想曲「さすらい人」D.760(P:舘野 泉)これも、どうせなら澄んだ5月の青空の下で聴きたい曲です。
そんな次第で例の如く“サザエさん”+通常の4種目を平凡にやり終えました。
(閑話休題)私にとっての3悪 その3 = ゴルフ
前回から4年が経ち私も社会人になって最初の帰省時に又も父とのやり取りがあった。
「オイ、ゴルフを教えてやる。何と言ってもサラリーマンの必須科目だからな!」「自分はそんなものはしない!」「ムムム・・・」全く変り者で親不孝な息子と呆れたであろう。
ゴルフを何故、遠ざけるのかは自分ながら明確な理由はない。とにかく生理的に受付けないというヤツで世の中にはアルコールが一切ダメと言う人が一定割合いるが多分あれと同じ?かと。
今も私の周辺には善良なる(!)ゴルファーが大勢おられるのでその点は居心地が良くないし、
ゴルフをやらなかったための遺失利益は多大であろうとは思うが後悔はない。いや一つ?ある。
高校時代に淡い想いを抱いた女性が同窓会の折に「佐藤さん、ゴルフやんないの?残念だわ!」と言われたことが唯一?残念なこと。聞けば彼女は大変なゴルフ狂とのこと。やはり縁が無かった。
思えば父とは幼少年期には川や池、海での釣り、畑仕事と3兄弟の中で長男の私(上に姉2人がいる)が最もよく付き合ったはずなのに青年期になると(特に理由は思い浮かばないのだが)すっかり疎遠になってしまった。そして私が34歳になる直前に67歳で突然亡くなり麻雀もゴルフもやらなかった愚息の末路!を見届けることはなかった。
(♪ だから言ったじゃないの・・♪ 松山惠子=昭和33年)
そして来年は節目の50回忌。長男の務めで多数の子孫が集まる供養の手配をすることが当面の課題である。
(余録)麻雀・ゴルフをやらないことで、ひとつ思い当るのは「付き合いだから・・・」と称して意に沿わぬ誘いに巻き込まれることを忌避するためであったと考えられる。ところが、その後の自分は3友(学友・社友・域友=地域の友)との交友(交遊)が何より大切との観点に立ち、進んでそれらの世話役を引受けている。つくづく矛盾した性格(=人生)と思い至る。