当会場のみならず3つの公園を含めて今年最後の開催日、言わば千秋楽です。やや日差しは弱いものの晴れの天気に恵まれました。
前音楽はマーラーの交響曲No.3(ショルティ指揮・シカゴ響)の第5楽章「天使が私に語ること」児童合唱が鐘の響きを真似て繰り返されるところは正にクリスマスの時期に相応しいと思い選びました。
そして準備体操は相変らず「お遊戯の佐藤」ですが「長生きサンバ」は当人も飽きましたので、しばらくぶりの「サザエさん」です。作曲は筒美京平、このイントロの部分には毎回、感心します。振りは1回おさらいをしてから始めましたが皆さん結構よく覚えておられたので心強い限りでした。
あとは、いつもどおりの4種目、特に“元気りん”は今日もよく声が出ていました。
終わりに塚本代表より年末に際しての挨拶が述べられて新年は1月7日(金)この会場から再開される旨のアナウンスがあり散会しました。
(閑話休題)
この時期になると思い出すのは先年亡くなられた私の敬愛する田辺聖子さんから教わった一首
= 年の瀬に詠める =
- 昨日といひ 今日と暮らして 飛鳥川 流れてはやき 月日なりけり
春道列樹(はるみちのつらき = 生年不詳 ~920年)
= 百人一首No.32 : 山川に 風のかけたる しがらみは・・・ の作者
まるで軽剣劇の役者のような名前(田辺さん)で、さして有名な人でもなくこれも秀歌でもないのでしょうが千年以上も経た現代人の我々の心情にも通ずるところがあって、それを紹介してくれた田辺さんにはファン(!)としても拍手です。